和菓子屋のモンブランと苦い経験
おはようございます。わさびです。
今日は薄暗い朝を迎えています。でもこういう日ってたいていいい天気になると勝手に思っています。
今日は、和菓子屋さんのモンブランの話など。
わさび雑貨の事務所がある近くに古くからやっている和菓子屋さんがあります。わたしはチョコチョコと行く事はないのですが、良く見かける商店街の和菓子屋さんの佇まいです。
大福、切り餅、桜餅など普通に並んでいる隣に、モンブラン。
モンブラン? 和菓子の新種ではないです。栗のケーキ、モンブランです。実はこのお店、オーナーの娘さんが洋菓子が好きで、和菓子と一緒に売っています。もちろん手作り。だからいつ行っても売っている訳でもないし、種類が違う事も多いです。
で、きのう久しぶりに行ったら、みんな売り切れ?で、モンブランは残っていました。
モンブラン好きの私としてはなんら不足は無いのですが、迷ってやっぱりモンブランだよね。ってのがいいので、とりあえず和菓子をさらっと見て、モンブランにしました。
でも和菓子も好きなんですけどね。
最近でもないかもですが、洋服屋さんにパワーストーンが売っていたり、雑貨屋さんに金魚が売っていても驚かないですよね。
そしてわさびもかつては手作り雑貨を販売していました。
私はとある事で体調を崩し、普通のお勤めが出来なくなって、毎日家に居た頃に始めたのがわさび雑貨です。収入はないけど時間はある。そんな感じでした。
でも手作り雑貨のわさび雑貨はなかなか販売が伸びず、閉店に追い込まれていました。その頃ふと降りてきたのがお香です。
もともと出かけてはちょこっと買って楽しんでいたのですが、販売不振の手作り雑貨に少しでもプラスになればという気持ちと、家の近くではほとんど珍しいお香を販売しているお店は無く、それを販売してあげたら喜ばれるかなっていう気持ちでした。
そして思い切っていろいろと自分なりに考えてお香の販売を始めたのです。おかげさまで少しづつ何とかなるかなって思った矢先、その事件は起きました。
お客様からのメールで、「もう二度と買いません」とありました。
いったい何があったのかと冷水を浴びた気持ちでメールを読むと、お香を販売する上で一番大切なことが抜けていたのです。
当時のわさび雑貨はお香をクリアなビニル袋にまとめて入れて、定形外郵便で送っていました。
メールをくださったお客様に届いた商品は、破損したわけではありません。水濡れしたわけでもありません。ただ、一つの袋に入っていたのです。これが事実でした。
このお香販売を始めた頃の苦い経験は今でも残っています。お香の価格が下がる中、それでも絶対にやめられない事、それは香り別にお香を包むという事。
何を売っているのか。この原点を忘れてはいけないという事。
わさびはお香を売っていますがお香を売っているのではありません。香りを売っているのです。と、いつかお客様に分かっていただけるようなお店にしたい。
あの苦い経験からは数年も経ちました。メールをくださったお客様がその後お買い物をされたかはわかりません。でも感謝しています。
和菓子屋さんのモンブラン。メインでは無いかも知れないけど、本当に優しいいい味です。たぶん、和菓子を褒めてくださるお客様は沢山いると思います。でもその横で販売しているものを褒めてくださる方は少ないと思います。洋服屋さんのパワーストーンのようにね。
今はわさびはお香専門店になっています。でも少しだけ創業当時の面影を残しています。それはショップの看板。ショップの看板に書かれた水色のキャラクターは、当時手作りで作っていたしあわせたまごちゃんというマスコットです。今は絵だけになってしまいましたが、今でもしあわせたまごの現物を持ってらっしゃる方は、たぶん世の中に20人くらいいるとおもいます。。。
何だか話しがセンチメンタルになってしまったのでこの辺で。外はまだ薄暗いです。でもこういう日ってたいていいい天気ですよね? それって言いましたね。
長くてゴメンナサイ。
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わさび店員 | - |
06:48 | - | - |